Kayo Moon’s blog

占い師 / ソウルセラピスト Kayo Moon のブログです

毎日の度数を読んでいる占いについて

春分から毎日Instagramのストーリーで読んでいるその日の度数の占いについてですが。唐突に始まったこれはなんだろう、と思っている方もいらっしゃるかと思います😅

 

おひとり、おひとりのホロスコープには【その人が特別に影響を受けているホロスコープ上のポイント(ここでいうならその度数です)】があります。

 

 

1人の人は大体まずは10数個のポイントから強烈に影響を受けていて、その影響で人生ができていたり、才能を持っていたり、パートナーと関わっていたりすることを読むことができます。

 

私の個人鑑定では1回の鑑定でその人が影響を受けている10数個の度数をすべて細かく読んでいるので、鑑定の日は1日でトータル、何十個の度数を読んでいて、もうそれを何年も続けてきています。

 

ですが…非効率とわかっているのですが…読んできたものをこれまでにリスト化していません…😅。

 

 

 

1人の人の持つ10数個の度数はバラバラなところに散らばっていて、順番に繋がっているものではないので、毎回飛び飛びの度数を読みますから、1つを読んだら次はすぐにまったく関連していない度数へすぐに行かないと、鑑定の準備が終わらない。

 

おかげさまでここ何年も鑑定を途切れずに忙しく対応をさせていただいているので、360個の度数をただ順番に読んでいくような何ヶ月もかかる目先の作業スケジュールが取れない状態が続いていたことと、

 

あと、なによりも、求められていず、責任も生じない、ただの自分の資料のための360個もの膨大な単純作業は…必ずすぐに飽きる…ことが始める前から目に見えていました😅

 

 

ですがやっぱり自分で作成したリストがあれば、鑑定前の準備がだいぶ楽になりますし、また全体の流れの整理ができたり、解釈が深まったりと良い側面があるなぁとは思っていて。

 

文字にしてリストを作ることはなかったものの、普段から頭の中ではその日の星の度数を思い浮かべては、

今日は太陽が○度にあるからこんな作用があるとか

木星が○度だからこんなことが起こりそうとか

海王星が○度に移ったからこうなるなぁ

などと毎日ふとした瞬間に思っていました。

 

そしてこのあいだの春分です

 

いつものように頭の中では、太陽がいよいよ1度に入ったので今日から始まる目に見えない新しい流れを感じ取っておこう、と意識しました。

 

それからその次の日。2度、人や物をよく見てそこから理解を得るという作用が巡っている、と思ったそのとき。

 

ふいに、

これをストーリーにあげてみよう

と思いました。

 

需要はないかもしれないですし、笑、これはなに?と思われるかもしれないけれど、笑。興味を持って読んでもらえる人には一緒に楽しんで読んでもらえたらいいなと思いまして。そしてお付き合いいただける方の存在に力をもらうことで、毎日1度読んでいける。

 

そうして1年が経つと、私の手元には、ようやく、

自分自身の言葉でしっかり解釈して文字にして順番に書き記したリストができる!笑。申し訳ないですが、目的はここにあります、笑。

 

けれどこれは個人鑑定をさせていただく際の鑑定力の成長にも必ず繋がっていくと思いますし、

こういうブログなど公の場でお届けする星を読むときの解釈力にもきっと繋がっていくと思いますし、

 

また今後の個人鑑定前の準備時間の短縮や、

これまでお受けできなかったスタイルの鑑定を可能にしてくれるかもしれない

(たとえば30分など短い時間での鑑定をイベント等でお受けすることもできるようになるかもしれない)

など、結局はお客様に還元されるはずと思っています、笑♥️

 

そんなわけで唐突に始めた度数の占いを、楽しんでいただける方はぜひお付き合いいただけると嬉しいです😊。

 

占星術は自分に直接関係する「部分」だけではなくて

その全体に触れてみることで他者や世界を知れるところがあって

みんな1人で生きているわけではないから

自分以外の性質もきっと楽しんでもらえると思います。

 

 

 

4/11の星の配置について

4月の星の配置 

https://kayomoon.hatenablog.jp/entry/2024/04/05/200212 の記事で4/11について触れました ↓



 

 

 

このことに関連していそうなニュースが ↓

 



 

4/11には以下のような星の配置が起こります ↓

 

 



土星という「政治を司っている星」と、火星「戦い/戦争 を起こす星」がピッタリ重なります。それで事前に【政治や戦争、社会情勢に関する出来事が起こりそう】と読んでいました。

またこの星の配置だけではなく、実際にはたくさんのコンジャンクション(星の重なり)が起こります。

 

 

 

太陽と水星が重なることは、【くっきりと目立つ出来事】が起こりやすい時期となり、

 

木星・月・天王星が重なることは【時代や社会を新たに動かすトピックス】が起こりやすい時期と読めます。

 

このタイミングで、土星(政治)と火星(戦いや攻撃力)を表す星がぴったり重なっていたので、なにもない平凡な時期ではないと読んでいました。

 

なるべく安心・安全に暮らせる日常であってほしいですね😆

 

 

4/8はお釈迦様のお誕生日、4/9は皆既日食

4/8はお釈迦様のお誕生日。ここのところお寺に参拝すると、お釈迦様の像を色とりどりの華やかなお花で飾ってある花御堂が設置されています。両の指で上下に「天と地」を指すお釈迦様に、お祝いを込めた甘茶をかける灌仏会(かんぶつえ)」という儀式。花祭りとも呼ばれます。(私もこのあいだ行った赤坂の豊川稲荷で花御堂に遭遇しました)。

 

ちなみに神社にはないです。お寺にはありますが、設置されないお寺もあると思うので、灌仏会をやっているか確認してから行かれてみてください。

 

 



甘茶を飲めるところもあって、いただくと1年間を無病息災で過ごせるといわれます。実際に甘茶には身体に良い効果があるようで、抗菌、抗炎症、抗腫瘍、抗アレルギー、代謝UP、疲労回復、精神安定など作用があるそう。私は30年近く毎日、自分でハーブや和ハーブを調合してお茶を飲むのですが、ちょっと甘茶も使ってみようかなと思いました。

 

甘茶とは、紫陽花の一種で、ヤマアジサイのことだそうです。ヤマアジサイの葉を洗って天日干しにしたあとに、ムシロをかけて発酵させるのだそう。この時に酵素の作用によって甘味が生まれるようです。それをさらに乾燥をさせたものが甘茶とのこと。

 

個人的には、干す、発酵させる、などはもっとも好きな製法のひとつなのでテンションがあがる!早速うちの茶葉ラインナップに加えたいです。

 

 

ヤマアジサイ

 

明けて4/9の深夜3時21分皆既日食新月日本では夜の時間帯なので見れないです。地球から見た太陽の通り道・黄道と、月の軌道・白道がぴったり交わります。占星術では太陽はその時の社会全体のトーンを作る星で、月はその時の人々のトーンに影響する星とされます。この二つがピッタリと重なって、この先の軌道の関係性が入れ替わります。

 

日食、月食から受ける変化はだいたい半年程度かけて出るとされるので、たとえばこのあいだUPした

【4月の星の配置】

https://kayomoon.hatenablog.jp/entry/2024/04/05/200212

のような、当日にどん!と影響が出るというような作用ではないかもしれませんが、やっぱり日食、月食は転換ポイントになると思います。

 

 

 

今回の皆既日食は日本時間にすると午前3時頃〜午前4時半頃に、北中米で見れるようです。日本での新月の瞬間は牡羊座の20度目で起こります。

 

私が毎日Instagramで読んでいる度数の占いでいえば、まず19度で【思いついたこと、ひらめき、アイディア、創造力を発揮させるとき!思い浮かんだらすぐに行動して】とお伝えしました。

 

それは牡羊座とはもともと「自発性」「行動力」というのがとても基本にあるから。「始まり」の役割を持つ牡羊座は、なにか外的に物事が起こるのを待つ、なんてありえない。そもそもの最初の「動を起こす」のが牡羊座だから。

 

 

19度では【とにかく直感的にピンときたことをやって、その行動力やひらめきが自分自身をも鼓舞するような活力をみずからが生むとき】という時間が流れています。(※ 4/7 18時〜4/8 18時のあいだ)

 

その19度の行為のおかげで、自らの内側には自らで火をつけて盛り上げることができる、という経験と体感を得て、牡羊座牡羊座らしいスタンスを手にすることができます。(※牡羊座らしいとは…自らの生命の輝きを基に、なにごとにも自ら積極的に働きかけて動いていくようなスタンス。ちなみに自分の星座が牡羊座かどうかはここでは関係がなく、今現在は太陽が牡羊座の影響を受けて運行しているということを読んでいますので全員にこの19度や20度の意味は関係しています)

 

そして今回日食が起こる20度ではその19度の経験のおかげで【自分自身に安定感や安心感を得ることができるようになるとき】

 

この20度では、19度の衝動的とも言えるような目先の活気を起こすのではなくて【自身の活力は自分自身で燃やし続けていけるということがわかったことで落ち着きが出て、安定した活動力を発揮できるようになります】

 

また【その活力は自分自身のためだけではなくて、まわりの人たちへや、この先の未来へ、など広く長く発揮されるような力】として身についていきます。

 

 

 

日食、月食の作用は半年後あたりに出やすいとお伝えしましたが、半年後の10月頃といえば、今年の天体のトップシーズンとなりそうな期間

 

冥王星この約250年で最後にやぎ座を運行する2ヶ月半。9/2からやぎ座に逆戻りし、やぎ座で逆行を終了するのが10/12。ここから11/20まで最後のやぎ座を巡行します。地の時代の終焉を毎日のように具体的な出来事に起こして大立ち回りをしている時期の真ん中が10月です。

 

もしかしたらこの9〜11月の時期に、今回の日食の牡羊座20度の力が役に立つかもしれません

 

今年の9月〜11月に、社会が揺れ動くところを見てヒントが欲しくなったなら、

 

「自分自身の活力はいつでも自分自身で沸かせることができる。

その力があれば人生を安定して元気に進んでいくことができる」

 

ということを思い出してみるといいかもしれないです。

 

 

今回の皆既日食には、その牡羊座20度の経験を、

意識して体験しておける良い機会になると思います。

 

太陽が牡羊座の20度目を通過するのはこの1年間で

4/8 18時〜4/9 18時の約24時間だけ

この期間に牡羊座20度の力をご自身で体感してみてください。

 

具体的にどう意識をすればいいかは、

また4/8の夕方頃にインスタグラムのストーリーズにあげますね。

 

 

 

4/4は清明、新しい運勢がスタート

4/4 pm16:02、太陽は黄経15度を通過して二十四節気では「清明(せいめい)」と呼ばれる節目の日を通りました。春の季節が進んできて、自然界にある万物はうららかな日差しを浴び、空が明るく澄んで、清らかな風が吹くとされる頃。

 

 

四柱推命ではこの日から新しい1ヶ月の運勢がスタート。そして今年はここからの1ヶ月が2024年の運勢とリンクします。ここからの1ヶ月は、この1年の運勢に関係する出来事を体験しやすくなっています。運勢が良い方には発展する出来事が起こりやすく、また低迷の可能性がある方にはふと対処が必要なことがあったり、流れが変わるような切り替わりが起こることも。けれどもそれによって、来年の節分までの過ごし方のスタンスがわかることにも繋がっています。

 

 

この4月の出来事を通して感じるご自身の内側の感覚を1ヶ月間、客観的に受け取ってみてください。そして運勢に良い変化を感じる場合は、その感覚に合わせて、テンションを上げたり、意識を開いていったり。また少しネガティブな変化を受け取った方は、意識を冷静にしたり、日々の地道さを大切にしたり、と今を無理なくベストに過ごせるように構え方をチューニングしてみてください。

 

とくに。

4/10と4/22。

 

これらは【年間の運勢】と【月間の運勢】と【日にちの運勢】が【すべて同じ運気にそろう】日。1年に2日程度だけ巡ってくる日ですので、どんな日になるかを確認してみて。

 

運勢とは、良い、良くない、ではなくて、どちらの時も必ず成長や学びがあって、その時すぐにはわからなくても、未来にもれなく良い形で繋がっていくもの。もしも低迷期でも目先の吉凶にテンションを揺るがさないで、その時だからできることをポジティブにやってみたり、自分の心に嘘をつかずに真摯に行動していれば、そんなに悪いことにもならなくて、のちに身になっていたり、その時期があったからこそ繋がっていく未来が生まれるもの。

 

また良い運勢の時期であれば、ポジティブを心のベースにして、なるべく世界を広げていくように発想して行動することを基本に置いてみて。あとは良い時ほど、周囲の人に感謝を忘れず、慢心しない心がけも。忘れると運勢が転じた時に自分に返ってきがちです。良い時ほど、自分自身にも、周囲にも、明るさや良いもの、好きなものを広げるようなパワーの使い方をしてみることがおすすめです。

4月の星の配置と現在の水星逆行について

4月の星の配置について見ておくと、直近では4/3に注意の要る配置が起こっています。台湾の地震…、日本でも連日の地震続きとなった期間で…心配です。やっぱり最近は海王星の力が特別なので…(4/3は海王星に関係している配置となります)、今年も海王星をしっかり追っていきたいです。

 

 

このあとは4/11に注意の要る配置が。明け方に特徴的な配置が起こりますので、前日4/10の夜頃〜4/11の日中にかけて、自然現象、または政治や戦争、企業、社会情勢に出る可能性もありそう。

 

また翌日には、現在牡羊座で逆行中の水星が、同じく牡羊座の空を運行している太陽とピッタリ重なる瞬間がきます。4/12 am7:54。牡羊座とはもっともストレート、直球な気質を持っている天空の位置。そこで水星逆行が起こっているので、この度はとてもストレートに出ているイメージがあります。



 

4/2に逆行が始まって、通信障害、交通遅延、システム障害、SNSアカウント凍結、など日々ニュースになっているところ…。身のまわりでも、パソコンが動かない、スケジュールをまちがえた、予定変更、があったなどと耳に。4/25に逆行終了しますので、今しばらくのあいだは、予定や計画には変更が起こっても大丈夫なようにゆとりを持って構えて、情報や通信や移動には想定外のことがあるかもと想定しておいたり、連絡やコミュニケーションは普段よりも誤解のないよう気をつけて送り、また、受け取るようにするとよさそう。

 

良い面でいえば、久しぶりの再会が起こりやすいとき。昔よく関わっていた人たちや、何年かぶりに顔を合わせる人、などと一緒に過ごすことがありそう。また過去にやっていてしばらくあいだが空いていたことを再びやる機会が起こったり、新しい活動や流れや関わりが始まることも。不意に、久しぶり、ふたたび、懐かしい、あらためて、もう一度、などの言葉が浮かんでくるシーンが起こったなら前向きに関わって。また今日4/5は愛の星・金星が同じく牡羊座に入ったところ。ここからの逆行期間には恋愛や愛情に関係する再会もありそうです。金星は「好きなこと」も表しますので「もともと自分が好きだったもの」がふたたびテーマとして始まることもあるかもしれません。

 

 

このあとは4/20〜22に特徴的な配置が起こります。これらの日には社会的ニューストピックスが立ちやすい少し情勢が揺れる期間になりそう。それから4/29。自然現象に注意の要るときです。地震、水、火に関係する出来事が起こりやすい時といえそう。

 

けれど4月はまだ2024年の中では落ち着いている時と星の配置上では読めますので、下半期の怒涛の変化に比べれば、安定して進んでいけるのではないでしょうか。暮らしのことや今後の自然現象への心配がある方は、こういった時期に見直しをして、対策を考え、シミュレーションをしたりと、備えを行動にしておくとよさそうです。

 

 

ホロスコープとは?

西洋占星術の占いを読むと「ホロスコープ」と平然と聞くけれど「ホロスコープってなに?」と思う方もいらっしゃるかと思いホロスコープを解説してみます。ホロスコープは簡単にいうと【天空の図】です。【ある日、ある時、ある場所、から見た、地球の周りにある宇宙空間の星の配置を二次元に書き取った図】のこと。

 

 

たとえばこれは、このブログの記事を書いている今の瞬間のホロスコープ。↑

 

右上にある情報は、このホロスコープが日本時間、2024年3月31日の午前5時53分時点の星の配置図であることを示しています。↓

 

左上にある情報は、このホロスコープが日本、東京都中央区の場所における星の配置図であることを示しています。↓

 

図形の中心は、2024年3月31日、午前5時53分、日本,東京都中央区、を表しています。↓

 

そして円形のもっとも左のポイント。ここが2024年3月31日、午前5時53分、東京都中央区、から見た東の地平線を表しています↓(このポイントをアセンダント/ASCと呼びます)

 

円形のもっとも右のポイント。ここは2024年3月31日、午前5時53分、東京都中央区、から見た西の地平線を表しています↓(このポイントをディセンダント/DSCと呼びます)

 

円形のもっとも頂点となる、中心に9と10と書かれたあいだを通るラインが指すポイントが、2024年3月31日、午前5時53分、東京都中央区、から見た天空の南中点を表しています↓(このポイントをMCと呼びます)

 

円形のもっとも底点となる、中心に3と4と書かれたあいだを通るラインが指すポイントが、2024年3月31日、午前5時53分、東京都中央区、から見た天空の北中点を表しています(日本の場合は足元の地球の裏側、南半球の相対する位置から見た南中点のこと)↓(このポイントをICと呼びます)

 

上記4つのポイントで、図形の全体の位置がなんとなくイメージできたかと思いますが、この図では太陽を表す記号が東の地平線から顔を出したところにあるので、もう夜が明けたとわかります。そして朝日が登り始めたところと。↓

 

 

太陽の上には海王星・金星・土星・火星とより空の高いところに向かって登っていっていることがわかり、↓

 

 

月のマークは南中点を過ぎて西に向かって沈んでいっているけれど、まだ空のわりと高い位置にいるのがわかりますので、今、外を見れば薄い色に変わっていく空に月が見えることがわかります。↓

 

 

ありました。今の月。↓

 

太陽の下、東の地平線より下には水星がいて、今、日本では見えなくて、もうしばらく時間が経つと東から登ってくるとわかります。南半球で、日本の東京都中央区に相対する緯度経度の位置から観測すれば、反対に水星は西の地平線に向かって沈んでいこうとしているところ、とわかります。↓

 

そのさらに下には木星天王星が南半球の空に輝いていることがわかります。↓

 

 

こんなふうに、その日、その時刻、その地点、での天空の星の配置を表したものがホロスコープです。

 

そして占星術で使うホロスコープは何種類かあるのですが、もっとも最初にベーシックに使うのは【その人が生まれた瞬間のホロスコープ】。このホロスコープのことを【ネイタルチャート・出生天空図】と呼びます。たとえばこちらは大谷翔平さんの出生時のホロスコープ

 

 

たとえば西の地平線にぴったりに金星があります。↓

西の地平線が表すのは「他者」。そこに「愛情」の星・金星がこんなにもピッタリとくっついていることで、この方は生まれ持って「他者から愛される」=「人気者」になることがわかります。

 

また西の地平線はその人の「職業」を表す位置でもあります。ここに「自分の好きなこと」を表す金星がピッタリくっついていることで「好きなことを職業にする」こともわかります。

 

ついでにもう少し突っ込むと、この位置は獅子座の23度。「自分のもっとも核となることに全意識を集中して、望むものを手にいれる」という意味があります。

 

ついでに個人鑑定をする際はさらに突っ込みますので、この金星は、9ハウスにある冥王星と繋がっています。その意味は「9ハウス=海外」「冥王星=規模が規格外に大きい」と読み、

 

つまり西の地平線から読み取るこの方の職業は、「好きなことを仕事にして、人からも好かれ、集中力を使って結果を手にする。またそれは一時期、海外に縁を持ち、規模の大きな活動となることがある」と読めます。(仕事や職業は、実際はホロスコープの別の情報からも読み取りますので、この読み方は仕事を読むあくまでもひとつの方法です)

 

またたとえば大谷翔平さんの太陽は蟹座の5ハウスにあります。↓

太陽という星は【その人の人生がどんな環境でどんな生き方を展開して生きていくのか】がわかります。

 

太陽蟹座は「家族や仲間などの身近なチームの中に人生ができる」とわかります。

 

5ハウスという位置は「自分の好きなことを楽しくやる環境」で人生が展開されるとわかります。

 

まとめると「太陽蟹座5ハウス」=「仲間や家族というチームの中で、自分の好きなことをやって生きる」=「自分の好きな野球チームというものをやり仲間や家族と楽しく生きる人生を送る」と読めます。

 

こんなふうに【ホロスコープ】=【星の天空の図】を読んで、星の情報からその人を読み解いていくことが【西洋占星術】という占いになっています。

 

興味がありましたら西洋占星術の講座をやっています。また個人鑑定もやっています。よかったら是非。

 

 

大好きな長瀞の宝登山神社へ行きました

1年間におおよそのべ300社の参拝を

20年間ぐらい自然に続けているのですが

関東近郊でかなり上位に好きな神社、

埼玉県秩父郡長瀞町にある

宝登山(ほどさん)神社へ久しぶりに行きました。

 

 

 

 

 

西武線の特急ラビューは座席の横の窓がとても大きくて、乗ったことがあるなかで一番窓の大きな電車。頭の上からふくらはぎぐらいまで全部が窓で景色がよく見えます。途中で進行方向が逆に切り替わって進むのもアトラクションみたいで面白い。楽しくてあっというまの乗車時間で、あれこれしてたらチップスター(のりしお)を半分も食べられないうちに秩父に着きました。

 

 

宝登山神社はさらに秩父鉄道に乗り換えて30分ぐらいかなぁ、この電車ものどかで、懐かしい匂いのする空気感が漂っていて、地元の通学の学生さんらや住人のかたが空いた座席にぽつんぽつんと座っていたり乗ってきたり降りていったりするのを見ていないふりをしながらチラ見して、自分の学生時代とか、昭和とか平成とか、なんだかそんな愛おしくくすぐられるようなタイムスリップ感、ノスタルジック感で、都会では感じられないほどけた感覚を胸いっぱいに吸い込んで味わっているうちにあっというまに着いてしまう秩父時間。体感では10分。

 

到着駅は長瀞(ながとろ)。宝登山神社を特別に好きに感じる理由のひとつは長瀞という土地にあること。ほかのどこともちがうヒーリング感。駅から数分で行ける名勝天然記念物の岩畳は8000年前などの、白亜紀の頃の岩石の上を歩いたり座ったりできて、真横を流れる川や周辺の樹々から出ているマイナスイオンを浴びまくれます。暖かい季節なら岩畳の上を裸足で歩けばアーシングもできる。

 

 

宝登山神社は岩畳とは逆方向、山のほうに少し登ったところにあります。

 



立派な鳥居。奥に漂う本殿の気配がいいでしょ。

 



 

以前、ミシュランのグリーンガイド(ミシュラン独自のおすすめしたい観光地)に選ばれたこともあるとかで、実際きわだって美しいです。鳥居も本殿も、白塗り…! 神様は明るい色で塗られたお社を好むとも言われていますから、喜んでらっしゃるといいなぁ。

 



装飾も素晴らしくて、個人的には天井のネイビーとホワイトのボーダー部分がおしゃれ!で好き。

 

今回参拝に来たのは前回の参拝のお礼をお伝えする意味もあって。以前、グッズを作りたいなぁと思ってお願いをしましたところ、翌日遅くに起きてメールを開くと、担当の編集者から、かよさんグッズを作りませんか、というメールが届いていたというミラクルがありました。おかげで守護龍リングやブレスレットを作らせていただきました。神様、どうもありがとうございました!(しかも宝登山神社には宝石の【宝】という文字が含まれていて、作ることになったグッズがジュエリーだったので、おお!と思いました)

 



 

宝登山神社を好きな理由のもうひとつには、この、お願いしたら本当に叶えてくれるという【信頼感】を感じるところです。機会があったら秩父へ行かれてみてください。ご飯とお水と空気がとても美味しいのと、……近頃の日本のパワースポット神社にはめずらしく……まだ外国人旅行者の方々がいらっしゃらないのです。

 

 

3/25は満月、半影月食

3/25は満月で月食です🌔

 

半影月食なので欠けているようには見えないかと思いますが、満月の瞬間は16:00、月食の最大は16:12、たとえば東京では月の出が17:58で、月食の終わりが18:32のようですので、東の地平線に向かって視界のひらけている場所では30分くらい半影食の終わりかけが見れるかも、という状態でしょうか。

 

 

 

月食は、月ー地球ー太陽、が直線上に並ぶので、満月の時に普段から起こる、両端からのエネルギーの引き合いによる「揺さぶり」がより強くなるといえそう。人によっては今回の月食をきっかけにスパッと切り替えを起こしたり、トーンが変わることもあるかもしれません。

 

ホロスコープを使ってご自身が影響を受けるかどうかを確認するには、

 

http://www.horoscope-tarot.net/

ホロスコープサイト↑に、誕生日、出生時間、出生地を入れていただいて、「ホロスコープを作成」→「このホロスコープの詳細」とクリックして、出てきた背景が白いページにある「天体の位置」という情報をご覧ください。

 

 

こちらの情報の中に「牡羊座 3°〜7°」もしくは「天秤座3°〜7°」と書かれていらっしゃれば、今回の月食の影響による転機が年内に起こる可能性が高いと読めます。

 

 

↑ 例。ここには牡羊座3°と書かれているので、仮にこのホロスコープに生まれ落ちていたら今回の月食からの影響を受けやすいことがわかります。※具体的にどんな影響が出るのかはどの天体に月食がかかるによるので、直接読まないとお伝えできないけれど「転機となる具体的な出来事が起こりやすい」と捉えると良いかと思います。

 

このあとは4/9に日食があって、そちらは皆既日食でもあって、また新月ですので、今回の半影月食よりもリセット力や転機を起こす力がより強力に。4/2からは久しぶりの水星逆行も始まりますし、4月上旬はトーンが少し変わるような時期になるかもしれないですね。

 

 

 

医食同源・合鴨農法玄米

この世界には真理というのがきっとあって、私は物心つくかどうかの小さな頃からそういうことに感覚的に気づいていくことが大好きでした。もともとは占いも、目に見える世界の背景にきっとある「本当のこと」を感じさせてくれる気配を感じて、小さな頃から興味を持って読んでいました。

 

真理について自分なりに気づいていく過程で、星占いだけではなくて、それは目に入るものすべて、体験のすべて、感じることのすべてが、その気づきにつながっていくわけですけれども、そんな個人的考察の道中に、「本当に大切なもの」として自分なりにまがいなく感じることは、すべては全体でひとつなのだという感覚です。

 

たとえば一人の人間を例にあげても、その人が目の前の1日を充分に生き生きと過ごすには、まず精神が健康で元気であることですし、そして心臓の働き、神経の働き、循環器の働き、頭脳の働き、臓器の働き、五感の働き、などパーツごとの働きが健康で元気である必要があって、それら「部分」のすべてがそろって全体で1人の人の輝く今日がある。

 

これは地球全体にも、宇宙全体にも言えると思っていて、地球でいうなら地球を構成する海や川や山や大地や空気や火や植物や動物や人間など。それらをパーツと捉えると、その全部が繋がりあって、循環しあって、地球というひとつの生命体が健全に歳を重ねられるのだと思っています。

 

…ちょっと想定していたよりも話が大きくなってしまったのですが、笑

 

いつも占いを通して人様にアドバイスをさせていただいているのですが

「人がより良く生きること」

には必ず

「全体にとってより良く生きる」

ことが含まれていると思っています。

 

 

 

 

私は個人的に、現代の人が生き迷ってしまう背景には、その人のせいではなくて、目の前の社会のせいでもなくて、今生きている人たち全員よりもずっと以前から、ここまで人間社会が進化してきた長い過程の中で、本当はそれは良くなかったことや、その都度、目先の状況をクリアするために取られた行動が、現代まで連なってきてしまったところにあるのだと思っている部分がありまして。

 

経済の仕組みや、労働の仕組み、など、さまざまな仕組みに良くない面があると思っても、そんなことに個人が考えを巡らせても社会や世界の仕組みをどうすることもできないと途方に暮れて考えるのをやめてしまって。

 

たくさんの人が、どこか潜在的にでも、そんなことはきっとわかった上で、今ある社会の中で頑張れるようご自身のスタンスをとっているのだと思っているのですが。

 

…ちょっとまた話が逸れてきてしまいました、笑

 

 

そんな社会の中でも、本当に大切なことに気づいて実行してくださっている、勇気ある、愛のある方々が、農業の中にいらっしゃると思っていまして。

 

無農薬栽培で、本来の大地と植物の関係、またその穀物を食べる食事と人間との関係、食べた人間と地球との関係、を自然に戻してくれる農法です。

 

 



ここのところ私が食べている無農薬玄米は、合鴨農法というやり方のもの。農薬をまかないで、田んぼに鴨を放って自然界の循環を成立させてお米を無事に育てる方法。水も土も排水も、環境も、そしてお米を育てる農家さんやお米を食べる消費者さんなどを、農薬という化学品から守って、本来の循環の中で自然な暮らしを与えてくれるありがたいものだと思っています。

https://www.zyr.co.jp/okome/farmer.html

 

 

でもこれは綺麗事ではなくて、本当に大変なことだろうと思っていて。

 

私は20年近くずっとお米は玄米なのですが、以前は藍藻農法という無農薬の自然栽培法のお米を食べていました。農法には全然詳しくないのですが、こちらも自然界の循環の中で育ててくれるお米で、食べると身体が喜ぶような感覚があって、個人的には究極のお米に出会ったような感覚でいたのですが、これは農法とは関係ないのだと思うのですが、栄養が豊富だからかお米虫がとにかく多くて、取り除いても取り除いても、、、頑張って続けていましたが、ついにしんどくなってきてその前に食べていた合鴨農法のお米に戻しました。

 

 

これは個人的な体験で、藍藻農法での玄米には今でも未練がありますし、お米虫と藍藻農法の特別な関係というのはないでしょうけれど、やっぱり、無農薬で食物を育てる、それも、事業として、というのはとても大変なことなのだと身に沁みて思ったのです。

 

自分がもしも農業をしていて、それも事業でしていて。無農薬農法でやれれば、考え方としては美しいけれども。もし害虫が発生したら。そして作物がうまく育てられなかったら。私は…自分は……たくさんのお米虫を実際に取り除いていた時に……農薬を使うかもしれないと思った瞬間がありました。私のはお米虫だったけれど、もしも育てているお米を枯らしてしまう害虫だったとしたら、と考えると。

 

農薬は、食べ物に困ることがないように、という、人間の願いからきっと始まったと思うんです。それを使って、人の暮らしの中に食べ物が安定供給されるようになって、農家さんも安定して作物が作れるようになって。人間が長くたくさん生きれるようになって。だから頭から農薬を否定する資格などなくて、本来の自然界での暮らしに比べればいつだって食べ物がある状況を作りだしたのは人が生きようとする知恵だったと思いますし。だから個人的には、今も農薬を使っている農法も、わかると思います。

 

 

 

だけれども。飽食の時代を迎えられた今、生きるに充分な食物を得られたなら、やっぱり少しずつでも、「本当のこと」を大切にできるように。人間だけのことではなく、全体のことを考えて、できる人からシフトしていくのが良いのだと思います。

 

人間だけ、パーツだけ、が生きやすくなって、そのために循環を壊して、それで全体が成立する仕組みは自然界にはないから、やっぱり、頑張っていく必要があるのだと思います。そしてそれは地球に生きる人間にも良い形で返ってくると思いますし、それは人の生きることを向上させてくれると思います。

 

 

合鴨農法、無農薬玄米

よかったら食べてみてください。

なんと言っても

田んぼに鴨がいるなんて

可愛くて美しい景色だ✨

 

 

 

 

 

3/20、2024年地球の新しい軌道がスタート

以前にお伝えしたように、3/20 pm12:06、太陽が黄経0度を通過して地球の新しい360°の軌道がスタートしました。星の世界ではこの日から新たな1年間が始まります。

 

 

 

 

 

太陽黄経0°の意味は【始まり】。赤ちゃんがお母さんのお腹の中から生まれ出た瞬間。植物なら種子から最初の芽が出た瞬間。宇宙でいうならその星特有の原子の循環システムが成立して星が誕生したところ。この自然界の摂理にはなににだってまずは最初にかならず

 

始まり

 

があるわけで。

 

 

この

 

【最初の始まりを起こす力】

 

黄経0°の持つ力

 

とてもパワフルで、まだ原始的で、ピュアな生命力にあふれる真っ直ぐな光。

 

 

 

だから全体の星まわりは今は、時代……と言うよりももっと大きな、次元の転換期、と呼べそうな節目にこれから(特に来年2025年には)入っていきそうですが、そんな変革期の中にいても、新しい軌道の始まりにはキラキラしたものを感じます。

 

 

 

そして牡羊座というエネルギーは性質で表すと陰陽の【陽】、エネルギーの働き方は【活動的】、自然界の要素で言うと【火】のエレメント。つまりは物事の最初にはシンプルにもっとも【飛び出す力】がいるのだと思います。良いとか悪いとかの判断ではまだなくて、思考や理解や客観性などもまだなくて。すべての最初なので、生まれ出てきた命そのものというパワー以外なにもなくて。赤ちゃんはお母さんやお父さんの都合とは関係なく泣いて寝て欲しがるのだろうけれどこの純粋な力があるから生まれ出て来て命を始められる。赤ちゃんを囲む大人たちは生きて獲得した理性や知性や客観性や技術も持っているから、ときには赤ちゃんを未熟なものとして可愛がったり、困ったりするのだと思うけれど、みんな同じ状態で生まれてきたのだから。牡羊座の段階が持つこのピュアでまっすぐに溢れる生命力は、どんな人の中にも、いつかかならず含まれていたもの。

 

それからもうひとつ。魚座から牡羊座へ通過するときには

 

リセット

 

の作用が自然に働くところがあって。意図してもしなくてもこれまでに区切りをつけて

 

新しい段階へ

 

促してくれるところが。こういう時期に思い当たる過去と、これからの未来がちがって見える場合は進んで切り替えて。望まないけれど切り替えざるおえないということもあるかもですし、みずから切り替えたい!と思い当たるならなおさら新しい方向へ今すぐにまっすぐに向かって。

 

ただいまそんな春分のシーズンです。

 

 

〜Kayo Moon オリジナル占術「星月花占星術」より